運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
6件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

  • 1

1973-07-12 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第37号

白木参考人 確かにいまの現状の中で三割自治というものが当然のことだというふうに受けとめるならば、それはそれでしかないであろうと思います。しかし、これもやはりそういう意味ではこの法律を改正をしていくということはできないのかもしれませんけれども、三割自治ということ自体が私はいつでもおかしいと思うわけでありまして、外国の例を見ておりましても、常に地方自治体というものが中心であって、大体先進国であれば七割

白木博次

1973-07-12 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第37号

白木参考人 お答えいたします。  実は時間がなくてすみからすみまで読んでおりませんので、修正を要するとか要しないとかということについては、私申し上げる資格はございません。これはこれなりに一歩も二歩も前進であるということは私認めますが、しかし先ほど申しましたように、二つの柱を同時に進めていただきたい、そういうことを私は強調したつもりでございますので、修正云々ということではないわけであります。ただ、これは

白木博次

1973-07-12 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第37号

白木参考人 白木でございます。  この委員会に私、これで三度目なんでございますが、したがいまして、そこの総論的なことはもうお話申し上げないつもりで、問題を公害健康被害補償法でございますか、それに限って申し上げたいと思います。それと同時に、これは国民の健康に関する重大な問題でございますので、どうぞ今後委員会がございましたらいつでも呼んでいただきたいと思います。  私、これを拝見いたしまして、時間もないので

白木博次

1973-06-18 第71回国会 衆議院 社会労働委員会公聴会 第1号

白木公述人 お答えいたします。  先ほどもちょっとその点はもうすでに触れていたのですけれども、私は私的医療公的医療二つ医療というものをとらえます。その現実は一応認めた上での発言になりますが、これはおのずから機能分担がある、その機能分担の上で両方が連携すべきである。私は公的医療機関につとめる者でございますのでまず公的医療機関立場から申しますと、公的医療機関というものがほんとうに国民に対していい

白木博次

1973-06-18 第71回国会 衆議院 社会労働委員会公聴会 第1号

白木公述人 お答えいたします。  確かにそのとおりでございまして、いまここでいろいろ審議になっておるものを前向きに積極的に進めていただきたい。それは賛成でございます。ただ、ずっといろいろな公述人お話を伺っておりまして、私どうも、人の命ほど大事なものはないのだ、人の健康ほど大事なものはないのだという基本的なフィロソフィーと申しますか、そういうものをしっかり頭の中にたたき込んでからこの健保の問題の拡大

白木博次

1973-06-18 第71回国会 衆議院 社会労働委員会公聴会 第1号

白木公述人 私、臨床科医者ではございませんで、神経病理という基礎医学医者でございますが、しかし基礎医学に入ります前に、精神医学を十年以上やっております臨床医でもございましたので、ある程度臨床のことはわかります。  本日の公述人の中で、医者であるのは私だけのように思われます。したがいまして私は、健保の問題よりもむしろ、医者といいますか、あるいは教育者でもございますので、医療供給者という立場でこの

白木博次

1973-06-06 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号

白木参考人 お答えいたします。  やはり脳の半減期というものが一番問題である。有機水銀というものは、メチル水銀は脳に対して、神経作用に対して非常に毒性があるし、結局水俣病というものは脳の病気であるということがいわれている以上は、やはり半減期という問題、そこから算定してくる基準というものはそこを中心に置かなければならない。喜田村先生データも正しいし、それから武内先生データも正しい。  それから基準

白木博次

1973-06-06 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号

白木参考人 お答えいたします。  全文に対する御回答はとうていできないと思いますが、一つは農薬の水銀かあるいは魚の水銀かという問題ですが、これはやはりダブルにあると思いますけれども、いまのところはむしろ魚のほうのメチル水銀が問題である。それは去年、東京都の衛生研究所の出したデータがありますが、魚を多食する人——多食というのはどういう基準か、ちょっと私も聞いてはいないのですが、魚を多食する人とそれからそうでない

白木博次

1973-06-06 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号

白木参考人 私は武内教授と同じように病理学者でございますが、その中で特に脳のあるいは神経のほうを研究しております神経病理学者というようなそういう立場にあるものでございますが、きょう午前中のいろいろお話を伺っておりまして、それから、四月の二十六日にやはり同じようなこの委員会が持たれて、そこでも私証人として出てきてしゃべったわけでございますが、きょうこれからまたどのような議論が展開されますかわかりませんが

白木博次

1973-04-12 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号

白木参考人 お答えいたします。  水俣湾以外の日本各地の湾の中に水銀がふえている、つまり蓄積している。私その正確な数値は知りませんが、それが相当の量であるということはそのとおりでございます。そうだといたしますと、この問題は水俣湾だけの問題ではないということが考えられるわけです。つまり、そこからまた水銀が溶け出ていく。それがマグロの体内でメチル化するというような問題も当然考えなきゃならない。もし埋め

白木博次

1973-04-12 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号

白木参考人 お答えいたします。  最初に、私、申し上げなければならないのは、科学というのは限界があるということであって、科学ですべてのものがわかるというものではないということをまずお話ししなければならない。  それで、いまのところ、われわれの髪の毛は六・五PPMくらいが平均であって、その半分がメチル水銀である。その程度であると確かに水俣病が出るということはあり得ないと思います。一体髪の毛メチル水銀

白木博次

1973-04-12 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号

白木参考人 ただいま御紹介にあずかりました東京大学の脳研究所におります白木でございます。  限られた時間にどういうように話をしていいかちょっと戸惑いますけれども、私はかつて岩波書店から出ております「公害研究」、ことしの一月号でございますが、その中に「水銀汚染実態健康崩壊への危機の一例として」という論文を出しておりますし、それから最近では四月の三日のエコノミストに、四大公害裁判に関しての座談会を持

白木博次

1972-04-14 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第16号

白木参考人 私、先ほどそういうものを含めて申し上げたので繰り返しになるかもしれませんが、厚生省に難病対策室ができることは賛成でございます。そうして難病対策室の中でいま御質問ございましたようなことを、むしろ基本的に議論するということが非常に重要であろう、そう思うわけです。そのことを含めた難病対策室であるというふうに私は理解したいと思います。  結局、私は、難病基本法というようなものができて、いま甲野先生

白木博次

1972-04-14 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第16号

白木参考人 ちょっとむずかしい質問で、すぐお答えできるかどうかわかりませんが、私、その点についてはたとえば水俣病のことを思うわけでございます。水俣病研究の初期の段階で患者数が非常に少なかったわけでありますが、それがその後だんだんだんだん拡大している。そして予想をはるかに上回って五十倍から百倍くらいになろうとしている。そういうことがどうして起こったかというようなことも関連して、これは学問的な立場

白木博次

1972-04-14 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第16号

白木参考人 白木でございます。  私の専門神経病理学と申しまして、脳の病気でなくなられた方を解剖して、その病気の原因、それが臨床とどんなふうに関係するかというふうなことをやっております基礎医学をやっております者でございますけれども、精神医学臨床にも相当携わっていた経験がございますので、そういう立場で少し申し上げたいと思います。  スモンの患者さんの脳神経、それからいま清水先生お話のございました

白木博次

1966-03-09 第51回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号

白木参考人 米の中の有機水銀の将来の問題、これは私何とも言えないと思うのですが、先ほどから申し上げておりますように、四年以上たった水俣病患者の脳にも十倍の水銀がまだ残っているという事実は非常にはっきりしておると思います。また、最後にスライドを出しました、水虫で中毒して九カ月生きておったその患者さんのものを考えますと、これは水銀量ははかってございませんけれども、脳の変化はもちろん水俣病的でございます

白木博次

1966-03-09 第51回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号

白木参考人 私、ただいま御紹介にあずかりました白木でございます。  私の専門というのは、いま東大の脳の研究所におりまして、神経病理学専門でございます。これはいろいろな精神病だとかあるいは神経病でなくなられた方を解剖しまして、その脳の変化がどういうふうになっているか、それがどうしてそういうようなことになるのか、あるいは患者の示しますいろいろな症状と脳の病変とはどういう関係にあるかというようなことをやっておりますものでございます

白木博次

  • 1